審美歯科と矯正歯科はこれだけ違う

  審美歯科 矯正歯科
目的 歯の色や形を変える かみ合わせや歯ならびを整える
時間 半年以内 2、3年かかる
歯の状態 人工歯を使用 天然歯
装置 使わないことがある 付け続ける

審美歯科:歯の色や形を変える

審美歯科は一般歯科の治療法をベースに歯の色や形を美しく、かみ合わせの状態を良くするという治療を行います。あくまでも本来の機能を取り戻すという前提のうえ、ナチュラルな美しさを確保できるようにします。ここでは、補綴矯正というものが一般的に行われます。

補綴矯正のメリット・デメリット

2週間~半年くらいの間で歯ならびを矯正する方法です。スピーディであることから、短期的に見ればメリットがあります。ただし、歯にダメージを与えてしまうことから、その寿命が短くなってしまうケースも見受けられます。また、人工歯と天然歯の境目をなくすといった意義もあります。

矯正歯科:歯ならびやかみ合わせを整える

矯正歯科は矯正装置を用いて歯やあごの骨を動かします。長期的に歯ならびやかみ合わせを良くするため、できるだけ既存の歯の状態を保ちながら矯正していきます。なお、お子様の方が矯正完了までの時間が短いです。

矯正治療のメリット・デメリット

矯正治療の場合、健康な歯はそのままで治療できます。ただし、ゆっくりと歯を動かすために時間がかかるという難点があります。また、専用の矯正装置を使用することから完了までの間、歯に装置が付いていると言う点から見た目を気にする方も見受けられます。